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新たな標高体系に向けた計測業務

 

突然ですが、6月の国土地理院技術報告会の場で
新たな標高体系への移行に係る方針が発表されました🛰️
(参考)
「全国の標高成果の改定〜衛星測位を基盤とする新たな標高へ〜」

 

これまで標高は全国で水準測量をかけることによって維持管理されてきましたが、
今後は電子基準点を基準として管理する仕組みになるとのことです。

(出典:国土地理院資料)

 

新たな標高体系を構築するにあたっては、
電子基準点のアンテナ底面と地上の付属金属標の精緻な比高が必要となります。

今回、その比高
計測の一部を弊社でお手伝いさせていただくことになったため、
作業者全員が集まり手順や注意事項の確認を行いました⚠️

 

約5mの高さにあるレドームを外す必要があることから、
足場を組んでの作業となります。

 

実際に上に登ってみると、そ、想像以上に高い…😱

 

ちょっとバランス崩しただけでも落ちかねないのでゆっくり慎重に作業です💦
4月のフルハーネス講習会の内容もしっかり活かします👌

 

今回の業務はお盆明けから10月末までの長期戦となります。

今後の標高体系に関わる重要な仕事に関われることは非常に光栄ですが、
同時に大きな責任も伴う仕事です。

計測ミスや事故がないよう十分に気をつけて取り組みたいと思います。