バングラプロジェクト🇧🇩
今週はバングラデシュへの出張でした🇧🇩
現在、バングラデシュではJICAの無償資金援助で
バングラ版GEONETの整備が進められています。
弊社の方で各GNSS観測点の座標値の計算をお手伝いすることになり、
今回の渡航はソフトウェアのインストールと、
バングラデシュ測量局(SOB)との方針確認が目的でした。
ソフトを入れるPCがあるのはSOBの地図センター。
5階建てなのに、エレベータはなぜか14Fまで?
将来の増築を見越した設定だそうです…夢がありますね😅
建物の前には従前の測量標が置かれています。
日本の三角点と比べるとかなりゴツい💦
屋上には、新たに設置されたGNSS観測点もあります。
ソーラーや通信用装置も付いた自立式となっていて、
失礼ながら、想像よりかなりしっかりした造りでした👏
ルータの設置と通信確認の作業も見学させてもらいました。
日本の電子基準点との比較が興味深かったです。
このような観測点が現在までに51点、今後22点設置され、
最終的には計73点の観測網になる予定です。
場所は変わってSOBのメインオフィス。
SOB職員との協議はこちらで行われました。
先方からは軍のトップを含めて13名、
日本側からはwebも含めて7名参加し、
まるでテレビでよく見る国際会議の様相です😅
「あれが必要❗️」「これもやってくれ‼️」
彼らの期待値はとどまることを知りません💦
まさにサンドバック状態😱🥊
仕様も見ながら、できること・できないことを整理し、
落とし所を探るのはなかなかタフな作業でした😥
なんとか今回の渡航で方針は確認できたので、
今後は実際にデータを使っての計算に入っていきます。
最終的には現地職員が自分たちで解析できるようになるのがゴールです。
やるからには彼らの未来へつながるように、
しっかり取り組んでいきたいと思います💪